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2010年2月 アーカイブ

2010年2月 2日

遺伝情報の担い手としてのDNA

全ての生物で、細胞分裂の際の母細胞から娘細胞への遺伝情報の受け渡しは、DNAの複製によって行われる。DNA の複製はDNAポリ

メラーゼによって行われる。(詳しくはDNA複製を参照のこと)

DNAが親から子へ伝わるときにDNAに変異が起こり、新しい形質が付加されることがあり、これが種の保存にとって重要になること

がある。

細菌など分裂によって増殖する生物は、条件が良ければ対数的に増殖する。その際、複製のミスによって薬剤耐性のような新たな

形質を獲得し、それまで生息できなかった条件で生き残ることができるようになる。

有性生殖をする生物において、DNAは減数分裂時の染色体の組み換えや、配偶子の染色体の組み合わせにより、次世代の形質に多様

性が生まれる。

生命の設計図としてのDNA
DNAは生命の設計図とよく言われるが、これはDNAの塩基配列がタンパク質のアミノ酸配列に対応しており、生命現象の大部分はタ

ンパク質が担っているため、「タンパク質の設計図」=「生命の設計図」ということである。ゆえに、DNAの塩基配列は遺伝子と呼

ばれる。

連続する3つの塩基配列により、1個のアミノ酸がコードされる。生命体を構成する蛋白は20種のアミノ酸をからなっているので、

開始・終止を示すコードを含めて4塩基で表現する為には、3つの塩基が必要かつ十分なものである。(コドンを参照のこと)

DNAのタンパク質合成によって新陳代謝やオペロンは行われる。

DNAによるタンパク質合成の順序はセントラルドグマに従う。DNAのタンパク質をコードする部分は外部からの刺激に応じ、RNAポリ

メラーゼにより、mRNAに転写される。その後、mRNA内でイントロンを除去して遺伝情報を編集(スプライシング)、次にリボソーム

内でタンパク質に翻訳される。

これまで2本鎖、もしくは1本鎖のみと考えられていたDNAであるが、近年3本鎖DNAの存在が示唆されてきている(reviewed in Right

2004; myong et al., 2006)。

通常、DNAは真核生物の細胞内では2本鎖の状態で存在している。そのDNAのGC含量にもよるが、DNAは60℃前後で水素結合が壊れて1

本鎖となる(Tm値)。逆に温度が下がり、0℃を下回るあたり(Bm値。若干の幅がある)で細胞質内のリン酸基を中心に3つの塩基

が同じ高さに来ることがある。

この場合、事実上3本のDNA鎖が並列に存在することとなり、DNAは3本鎖となる。リン酸を必要とするため、単純なDNA溶液のみでの

実験を行っても、in vitro(試験管内などの人工的に構成された条件下)での証明が難しい。再現性の確保により、さらに奥まっ

た研究が進められると考えられる。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

このDNAってやつは本当にすごいですね。

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